復水脱塩装置電磁ろ過器エレメント科学洗浄工事

復水脱塩装置電磁ろ過器エレメント科学洗浄工事

復水脱塩装置電磁ろ過器エレメント化学洗浄工事(中性除錆剤によるスケール除去洗浄)

復水脱塩装置電磁ろ過器とは、火力発電所等において水処理装置として使用されている装置の一つです。
電磁ろ過器は長期間使用するうちに鉄分等が固着(スケール化)し、差圧が上昇する為、一般的には電磁ろ過器エレメントを取外し・分解を行い塩酸・有機酸などの薬液を用いて化学的に洗浄し、差圧を低下させています。

当社では、中性域に近い薬液を用いて常温で浸漬洗浄することで、取外し・分解が不要な(組み込んだ既存の状態)洗浄方法を用いております。
ランニングコストの低減と従来よりも工期の短い洗浄方法を提供します。

従来の洗浄手法は、電磁ろ過器エレメントの取外し・分解を行い、薬液に塩酸や有機酸を用いて行われています。
当社では、それに代わる手法としてエレメントを塔内に設置したまま常温で、弱酸性の薬液を用いて洗浄を行います。

  • クレーンによる電磁ろ過器エレメントの吊上げ、上部の開口が不要であるためコストが低減出来ます
  • 浸漬(約3日間)によりエレメントを化学洗浄するため工期短縮が図れます
  • 洗浄液が弱酸性域のため、部材への腐食影響が少なく、材料の消耗が少なくなります
  • エレメントの付着物との反応条件の制約が少なく(pH:弱酸性・常温で施工)、簡単な洗浄手順で実施可能です

洗浄要領フローチャート

洗浄前後の状況写真

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