アスベスト(石綿)調査

アスベスト(石綿)調査

アスベスト(石綿)とは

アスベスト(石綿)とはどのようなものか

アスベスト(石綿)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」とも呼ばれています。
極めて細い繊維で耐火性・断熱性・電気絶縁性が高い性質があるため、一時期は断熱材や保温材、防音材として建築物に多く使用されていました。
しかし、アスベスト(石綿)を吸引することにより、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があり、現在では、原則として製造・使用等が禁止されています。

法改正について

アスベストに関する規制が強化されました!!

事前調査の義務【令和3年4月1日施行】

!工事の規模、請負金額にかかわらず、原則全ての工事が対象です。

事前調査結果の報告義務【令和4年4月1日施行】

直接罰の新設【令和3年4月1日施行】

有資格者による事前調査の実施の義務【令和5年10月1日施行】

資格
特定建築物石綿含有建材調査者
一般建築物石綿含有建材調査者
第一種作業環境測定士(鉱物性粉じん)
石綿作業主任者
石綿分析技術評価事業 AランクおよびBランク(公益社団法人日本作業環境測定協会認定)
石綿の分析精度確保に係るクロスチェック事業 第(1)号 定性分析(一般社団法人日本繊維状物質研究協会認定)

改正内容や最新の情報については下記の関係省庁のホームページよりご確認ください。

アスベスト使用例
  • 鉄骨耐火被覆材
    鉄骨耐火被覆材
  • 配管エルボの保温材
    配管エルボの保温材
  • 天井
    天井

ご依頼の流れ

ご依頼の流れ

「調査からご依頼の場合」の実施例

書面調査
設計図書や竣工図等の書面や聞き取りから情報をできる限り入手し、石綿の使用の有無に関係する情報を読み取り、現地調査での準備を行います。 書面調査
現地調査
設計図書や竣工図等の書面は石綿の使用状況に関する情報を網羅しているものではなく、必ずしも建築物の現状を現したものとは限らないことから、石綿の使用状況を網羅的に把握するため、現地で目視調査を行います。 現地調査
採取
目的とする分析対象を採取できるよう同一材料と判断される建築材料ごとに、代表試料を選定し採取します。
アスベスト含有疑義の建材の採取 ご要望に応じて採取痕の簡易補修実施いたします。
採取
分析
日本工業規格(JIS)で定められた方法にて、石綿の含有の有無を調べます。
お客さまが採取されたものも分析可能です。
分析
速報・報告書提出
速報として分析結果をご報告後、正式な証明書類をご提出いたします。 速報・報告書提出
分析方法の種類

分析方法の種類

調査実績

アスベスト分析 20年以上の実績有り!!

当社は、自治体・民間の建物などを対象に調査を実施しています。

  • 自治体

    • 小学校
    • 中学校
    • 公民館
    • コンベンションホール
    • 公営住宅
  • 民間

    • 建築設計事務所
    • 各種工場
    • 不動産管理会社
    • 個人のお客さま
  • その他

    • 郵便局
    • 裁判所

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